1月第5週(1/24~29)の当院のコロナ診断状況をお示しします。
検査総数:123件
・抗原検査 71件(陽性 38件、陽性率 53.5%)
・PCR検査 52件(陽性 6件、陽性率 11.5%)
今月に入ってからの新規診断数は82件と第5波の8月を超えました。
感染者の傾向としては予想通り、保育園クラスターの家族内感染から小中学校での感染事例へと、小児感染者の年齢層の上昇を認めます。
コロナ内服治療薬(ラゲブリオ)は重症化リスクのあるご家族2名に処方し、計4名となりました。
当院は新型コロナ対策において行政より以下の認定を受けています。
● 診療・検査医療機関
● 健康観察等支援事業の協力医療機関
● ラゲブリオに係る登録済医療機関
まだしばらくこの状況は続きそうです。
ここまできたら罹患してしまった方がよい、と仰る方が多くいらっしゃいます。
気持ちはわかりますが、コロナに限らず感染症は自分だけで完結するものではありません。
今月は非常に多くのクラスターを拝見していますが、その発端者のほとんどが子どもでなく大人です。
今はパンデミック真っ只中なので実感は少ないかと思いますが、一人ひとりの感染への心掛けが、家族や身近な人の生活を守ることに繋がります。
当院は引き続き『院内感染ゼロ』を目標に、安心してご利用いただけるクリニックを目指してまいります。
院長 山岡正慶