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医師のコロナ感染に関して

2/10に院長の山岡が新型コロナウイルス感染症に罹患していることがわかりました。
突然の休診で多くの方にご迷惑をお掛けしました。
この場をお借りしましてお詫び申し上げます。

<今回のコロナ感染の経緯>
2/10(木)朝、少し痰が絡む程度でほぼ無症状の状態でした。
2/9(水)午後に医療的ケア児6名の往診を行っていたこともあり、万が一コロナ感染だったらいけないと考え、就業前に念のためPCR検査を行い、そこで陽性となりました。
午後の専門外来は中止とし、午前のコロナ検査の受診の方は山岡による電話診療+看護師による検体採取で対応しました。
山岡は夜になって一時的に発熱しましたが、翌朝には解熱し症状はほぼ改善している状態です。
また今回の感染に関してスタッフでの濃厚接触者はおりません。

<スタッフのPCRスクリーニング>
当院には1時間で結果が出るPCR機器があり、スタッフの感染スクリーニングとして、山岡は約2週おきもしくは気になる症状があるとき、その他のスタッフは微熱や倦怠感などの症状があった際にチェックしていました。
現在PCR資材が枯渇しており、患者さんには入院適応のある方や重症化リスクのあるご家族がいるケースに限定して院内PCRを使用しています。それ以外の濃厚接触者のPCRは外部検査業者に委託したPCR検査とさせていただいております。

<今回の感染経路>
山岡の家族も全員PCRを行い陰性を確認したことから、患者さん経由の感染と考えます。
コロナリスクのある患者さんは全例隔離室で対応していますが、1例だけ、一般診察室で不十分な防護で対応したコロナ陽性児がおり、そこで感染した可能性を考えてます。

<今後の改善点>
今も昔も子どものコロナ感染の多くは周りの大人からです。特にご家族の体調不良の有無が大きなポイントになります。診察前の問診をさらに強化する必要があると考えます。それでも親がPCR検査を受検したことを隠して子どもを受診させた方もいたことから、発熱を呈した患者さんは全例、隔離室+フル防護で対応しようと思います。

当院は感染対策に非常に注力していますが、それをすり抜けて感染を起こすことがあると身をもってわかりました。
今後はさらに対策を強化して、皆さまに少しでも安心してご利用いただけるクリニックを目指してまいります。

院長 山岡正慶

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